魚河岸は僕らのパワースポット!
というわけで、今回は川越市場にお邪魔しました。川越と言えば埼玉県、埼玉県と言えば海が無い笑。『海無し県の魚河岸』、一体どんな市場でしょうか。
早速行ってみましょう!
※訪問は通常の土曜日6:30頃(2021年10月)
1.概要
川越市場の正式名称は、埼玉川越総合地方卸売市場です。1994年設立の第3セクター市場で、青果と水産物を扱います。
※他の市場との比較はこちら。
2.アクセス・入場ルート・駐車場
1)アクセス
川越狭山工業団地の程近く、国道16号と入間川に挟まれた平原エリアに鎮座します。
最寄駅は、強いて言うなら、西武新宿線の南大塚駅かJR川越線の的場駅(それでも徒歩30分以上、3km弱の距離)。バスは通っていますが、あまり便が良くないので、アクセスは車が吉!
2)入場ルート
正門には、一応警備員室はあるものの、ノーチェック。
後述しますが、市場内には一般客向けの店も多いので、いちいち入場者を管理していないのかと思われます。
3)駐車場
主棟を中心に多くの駐車場があります。
駐車に関しては心配ご無用。
ただし、一部はプロの買出人や市場関係者専用なので要注意。
それでは、水産仲卸スペースに、いざ突入!
3.仲卸売場
訪問は土曜の朝7時前、プロと思しき買出人がチラホラ。
バランス良く鮮魚を揃えている仲卸や冷凍物をメインにする仲卸が軒を連ねます。
ひときわ目立つのは、立派で華やかな大漁旗を掲げる川越中央魚類さん。
川越市場では、毎週土曜日がお客様感謝市として、9時〜正午で市場が一般客に開放されている。とは言いつつも、土曜日の開放日以外の日も、一般客は普通に出入りできるし、歓迎もされている。
何とも一般客に優しい魚河岸です!
中でも、驚くべきはこれ!
な、な、なんと、仲卸売場内に無料の鮮魚さばき処がある!
土曜日限定とは言え、プロ向けの魚河岸ではかなり珍しい。
さらに驚くべきはこれ!
な、な、な、なんと、市場内に一般客向けのスーパーがあるんです!
当然ですが、市場直送の新鮮な水産物・青果・肉が勢揃い!!
もう、どんだけ一般客の方を向いてくれてる市場なのか。
ちなみに、水産物エリアに隣接する総合食品エリアには、市場あるある肉のアンデスさんをはじめ、乾物や青果や食品店も軒を連ねます。
4.食堂
さて、魚河岸と言えば、市場メシ!
残念ながら、訪問した土曜の早朝はどこもやっていなかったのですが、この市場のメシ屋は個性派&実力派揃い。
中でも場外すぐにあるMarket Terraceは、な、な、な、な、なんと、市場直送の肉・野菜・魚が堪能できるオシャレなビュッフェレストラン!
4,500円で飲み放題付きのコース(鮮魚の舟盛り付き)は聞いただけで興奮します😋
ちなみに、ディナータイムは本川越駅・川越駅・南大塚駅から送迎バスが出てるっつーんだから言うことなし!
5. まとめ
どうですか?これでもまだ『海無し県の魚河岸』とバカにしますか?
(最初から誰もバカにしてない…笑)
川越市場、首都圏のどの魚河岸よりも、一般客に親切で楽しませてくれる、超魅力的な魚市場でした。
それでは皆さん、Have a nice fish !!
【首都圏魚河岸マップ】