魚河岸は僕らのパワースポット!
はい、突然ですが、
出張でインドにやって来ました。
チェンナイという大きな都市です。
人口世界一のインドで第4の都市です。
逆三角形の先っぽの方です。
世界のどこにいても、
魚河岸に呼ばれている気がしてしまう私、
またまた誰にも頼まれていませんが、
行ってきました!
Kasimedu Fish Market
(カシメド魚市場)
1.概要
立地は、チェンナイ市街の北側の沿岸。
中心地から車で20分程度。
2023年10月の日曜日の早朝6時頃訪問。
買出し客でめっちゃ混んでました。
500mほどの岸壁に小さな漁船がずらり。
その数ざっと1000隻ってとこでしょうか。
売場は200mくらいにギュッと密集。
少し離れたところに屋根付きの売場もあり。
面積とか取扱量とか店舗数とか、
一切分かりません。笑
売り子のおばさんは、200人くらいかな。
"Don't think, feel"です。笑笑
この映像で売場の活気とカラスの多さが
少しでも伝わればと。笑
2.色んな風景と雑感
1)水揚げから売場まで近っ!
船から上げられ、そのまま売られてます。
水揚げから販売までわずか3秒!笑
大きな魚は即席のセリが始まります。
サリーのおばさんがセリを仕切ってます。笑
水揚げ直後でどれもめっちゃ新鮮そうです。
インドで鮮魚を見られるとは、感動。
2)見覚えのあるお魚君たち
日本でも見かけるお魚君たち多数。
良く知らない魚種も多数。
3)販売を仕切るのは女性
父ちゃんは海でお魚を、
母ちゃんは市場で販売を、
ってな感じでしょうね。
活気のあるお母さんが多かったです。
4)衛生環境は劣悪…
しんどいのが、
魚河岸全体に漂う強烈な魚臭。
そりゃ魚河岸は魚臭いに決まってますが、
もう臭いのレベルが違う。
臭いに厚みと重みがある笑
売場はフル露地で冷房も冷蔵も一切無し。
給排水もほぼ無く、もう臭いがすごい…。
お出汁の利いた汚水で満ちています。
この穴っぽこが排水口なんだろうけど、
ほぼ意味無し。。。
皆、ここをサンダルで歩くんだから、
これまたすごい…。
サンダルは洗い易いので、
ある意味合理的ですが。。。
そういう訳で、
市場内にサンダル屋あり〼
日本の魚河岸も、
昔はこんなんだったんですかね。
日本に住んでると中々感じられませんが、
「魚河岸は臭い!」はデフォルトでしたね。
インドで原初の魚河岸を見られました。
しかし、
日本の魚河岸がいかに衛生的か!
改めて感動。
5)その他
愛国心か規則なのか分かりませんが、
多くの漁船がインド国旗を掲げてました。
こんな中でも、
乾物屋はQRコード決済 笑
これがインドのターレ。
小さなモーターで動く。
ワン公が獲物を狙う。
漁船と市場を見守る神様。
築地の波除神社みたいな?
3.魚河岸食堂
魚河岸と言えば美味い飯!
と期待してましたが、魚の食堂は一切無し。
掘っ立て小屋で軽食を売るくらい。
でも、食ってみたい、ここの魚が…。
ということで、市内の日本食に行きました。
出張中に「劣悪環境で売られた魚の刺身を食う」ってのは浅はかでしたね、反省。。。でも、まぁ普通に美味かったですよ。3日経ってますが、お腹も壊しませんでしたyo
どうでしたか、インドの魚河岸?
印象は、意外な鮮度と猛烈な臭い。
あと、魚種が多いので、チェンナイでは、
日本の魚料理の多くを再現可能では?
と感じました。
いやー、
ただでさえ日本人にとって刺激的なインド、
魚河岸は、より一層刺激的でした!
それでは皆さん、Have a nice fish !!