ゴールデンウィーク、皆さんいかがお過ごしですか。
私は、コロナの外出自粛で豊洲市場にも行けず悶々としておりましたが、『そうだ、通販しよう!』と思い立ちました。
初めてネット通販に挑戦してみましたのでご参考にレポートします。
1.利用した通販
利用したのは、㈱バリューデータさんが運営する『漁師さん直送市場』という一般客向けの通販です。
この通販には、以前から気になっていた『船上神経締め』を売りにする高知県須崎市の九石大敷組合さんも参加されています。ホームページ、超カッコいいです!
九石大敷組合さんは、ふるさと納税にも商品を出していますが、今回は、漁師さん直送市場で『鮮魚セット 約1.5kg~3kg(4,680円)』を購入しました。
2.注文から到着まで
4/29(水)の夜11時頃、漁師さん直送市場のフォームで注文を出しました。翌4/30(木)の昼1時頃、バリューデータさんからメールが送られてきます。そこには、納品予定の日時と魚種(魚種のみで数量情報は無し)が記載されています。
その情報で想像と期待を膨らませて、料理の計画を立てて到着に備えます。笑
注文2日後の5/1(金)15:00頃には、無事到着しました。発泡スチロールで氷水の袋と保冷剤なので、かなりヒンヤリです。
そして、ついにお魚ちゃんたちとご対面~!
量がスゴイ…。余裕が無かったので計測してませんが、確実に3kg以上あります。コロナ中の大サービスなのか、これが通常の量なのか、いずれにしても有難いことです。
3.料理ラインナップ
さてさて、無事届いた大量のお魚ちゃんたち、しばらく睨めっこして、計画を練り直しました。笑
最終的には、下表のように展開しました。
ちなみに、アラは全て下処理(塩振り→湯霜→水切り)して冷凍保存しました。詳細は絶賛開催中のアラ-1でレポートします。
中でもカミさんに好評だったのが、ヘダイのなめろうと出汁で作ったお茶漬け。心の底から『日本人で良かったぁ~』と思っちゃう美味しさでした。
それと、カマスの昆布締め@炙りも最高でした。
他にも美味いもの&書きたいことは山ほどありますが、詳細は別の機会に譲ります。
4.感想と反省
1)確かにめちゃくちゃ新鮮!
正直言うと、神経締めした跡(切り込みとか、ワイヤーを入れた穴とか)が見つけられませんでしたが、新鮮そのもの。目は澄み、エラも内臓もキレイな赤!魚体も死後硬直が感じられる硬さ。やはり、首都圏のスーパーに並ぶ丸魚とは別格です。
2)下処理は正に死闘…涙
エラも鱗も内臓も未処理ですので、当然自分でやります。相当な量がありますので、下処理だけでも大変な作業になります。素人の私は、下処理だけで2時間半かかりました。完了後、疲れ切って灰になりました。おまけに、家中に魚の臭いが充満し、カミさんに愚痴られました。笑
魚種ごとに、いちいちアラの下処理(塩振り→湯霜→水切り)をしたのも時間がかかりました。モッタイナイですが、下処理時間の短縮のため、次回からアラは原則廃棄しようと思います。
鮮度にどこまで影響するのか分かりませんが、エラや内臓を下処理済みの商品を買うのも一考です。
3)冷凍&解凍技術がキー!
当然、1日で食べきれる量ではありません。加熱調理をするにしても、2~3日で食べ切りたいです。それでも余る分は冷凍せざるを得ません。
ただ、冷凍&解凍を上手にしないと台無しです。
冷凍のポイント:切り分け&味付けしてから冷凍すること。
解凍のポイント:時間をかけて氷水&冷蔵庫で解凍すること。
より長く楽しむため、この辺の技術を良く勉強したいですね。
4)もう少し少量での販売を希望
ネット通販は、どこも1口5,000円程度(送料込み)からです。送料込みにしても、5,000円の魚って結構な量です。下処理は到着したその日に済ませる必要があります。調理も保存も経験が大変です。できれば、もう少し少ない量&低価格で販売してくれると嬉しいですね。(その分、送料比率が上がってしまいますが、それでも良いです。)
いろいろ考えるところはありましたが、紛れもなく新鮮で美味しい魚でした。1週間は楽しめます。家族も楽しんでくれました。濃厚で美味しいお魚体験でした、また頼んでみます!
九石大敷組合さん、ありがとうございました!