巷のレシピを素人目線で深堀するレシピ+1、今回は冷蔵庫で干物作りに挑戦!レシピはTSURI HACKさんにお借りしました。
TSURI HACKさんは、釣り人向けの魚料理情報(レシピや豆知識)も充実しており、興味深く読ませて頂いてます。
記念すべき初挑戦は、船上神経締めで有名な九石大敷組合さんで購入したカマスを使ってみました。
カマスは背開きでも腹開きでもOK!
何も考えず、片袖の腹開きにしましたが、世の中には色んな開き方があります。腹開きに対して背開き。頭をそのまま残す片袖開きに対して、頭も半分に割るすずめ開き。料理の用途、魚の種類などで使い分けるのですが、TSURI HACKさんでは、下処理のし易さから腹開きを推奨されています。
カマスでは、片袖の腹開きで何ら不自由や違和感はありませんでした。いまいち使い分け方が分かりませんが、今後、研究していきたいと思います。
塩水ではなく振り塩でも十分!
レシピには『10%の塩水』とありますが、全長30㎝ほどあるカマス2匹をバットで浸すには、500mlくらいの水が必要です。その10%と言ったら50㎎(大匙3杯!小匙10杯!)で、結構な量です。干物で塩をケチっても仕方がないのですが、ケチな私は振り塩にして、塩の量は半分くらいで済ませました。30分経つと大分水気が浮いてきます。塩気は十分ついてましたので、振り塩でも全く問題無しと結論付けました。
意外にも、冷蔵庫は臭くならない。
乾燥させるのが干物ですから、冷蔵庫に入れるとき、ラップはかけません。それを見たカミさんが『冷蔵庫が臭くなる!』と嫌がりましたが、意外にもそんなに臭いませんでした。敏感な私のカミさんでも、次回も干物作りを許してくれるレベルでしたね。笑
冷蔵庫での乾燥時間は40時間程度が吉!
初日の夕方に仕込み、16時間後の2日目の朝に1尾、更に24時間(合計40時間)が経過した3日目の朝に1尾を実食。
3日目の朝の方が身に塩気が移り、旨味も出ていたように感じました。魚種や季節によって、絶妙なタイミングを研究したいですね。
いやー、こんなにも簡単に冷蔵庫で干物が作れるとは知りませんでした。最高の朝食をお約束します!また、干物が選択肢に加わると、大量の丸魚も怖くないですしね。
TRURI HACKさん、ありがとうございました!