少し間が開いてしまいましたが、アラ-1グランプリ、絶賛開催中です!
第5試合は変わり種、スルメイカ!
イカの出汁と言ったら、普通、乾燥させたスルメかと思いますが、イカ料理で出た生のアラで出汁を取ってみました。全体で300g、エンペラ・胴体・ゲソは料理に使います。残ったアラ(内臓、白子、卵、触腕、薄皮、顔回り)の約130gを炊いてみました。
墨袋は取り除いたのですが、恐らく顔回りのどこか(目?)についていた墨のせいでスープは真っ黒、魔女の料理のようです…。
で、肝心のお味は…?
悪くない…。当然ですがイカ風味。笑 見た目は悪いですが、イカ墨の香りが濃厚で深みのある出汁です。スープパスタとか雑炊とかにしたら美味しそう。
家庭内の事情により、いったん冷蔵庫において、翌日、雑炊にしてみました。やはり見た目が悪い…。
しかも、いったん冷蔵庫で置いたせいか、何とも癖のある臭いが増幅してます。何というか、ラム肉みたいなネットリした脂っぽい臭い…。出汁を取った直後には感じなかった嫌な臭いです。しかもこの臭い、調理後もしばらく台所に残ります。半日経っても消えません。カミさんに超怒られました…。笑
イカ出汁は、すぐに食すべし!という教訓を得ました。(イカ出汁に限らず、出汁全般、料理全般に言えることですが…)
ちなみにこちらが出汁を取り終わったアラ君たち。
白子と顔回りは細かく切って、酢醤油和えにしてみました。白子は味の無いチーズのような食感。笑 顔回りは普通にイカ。酒のつまみに向いてます。
何はともあれ、イカ出汁は美味い!(一晩置いたら激マズ!)という新発見がありました。
審査員の総合評価は、4.1です!(①出汁の美味しさ4、②残ったアラの使い道4)
ちなみに、審査委員たちの気分により、今回から評価基準が①出汁の美味しさ、②残ったアラの使い道の2点に変わりましたのでヨロシクっす。笑
さぁ世界がコロナの次に注目する大イベント、我らがアラ-1グランプリ、まだまだ続きます!
P.S.肝心のお肉は、イカ焼きとゲソ焼きに。